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株式会社ビジクル|企業研修・経営コンサルティング

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0-LD|0地点ループ型意思決定モデル

0-LD / ZERO-POINT LOOP DECISION MODEL

意思決定は、「決める」ことから始まらない。
まず、0地点に立つ。

0-LD(0地点ループ型意思決定モデル)は、意思決定の開始前に「0地点」を置き、 自分は何を前提として、何のために、なぜ今ここから始めるのか を問い直す考え方です。

0地点とは、意思決定開始前に、自らの前提・目的・開始点を問い直す基準点。
0-LDでは、意思決定を一直線に進めるのではなく、必要に応じて前の段階へ戻りながら検討します。

ABOUT 0-LD

0-LDとは何か

0地点

「自分は何を前提として、何のために、なぜ今ここから始めるのか」を、自分自身に問い直す基準点。

私たちは意思決定をするとき、目の前に現れた「問題」から考え始めることがあります。 しかし、その問題設定自体が適切とは限りません。

0-LDでは、意思決定の前に一度「0地点」に立ち、 前提・目的・開始点を確認します。 そのうえで意思決定を進め、途中で問題設定や解決策に疑問が生じた場合には、 必要な段階へ戻って再検討します。

WHY 0-LD

なぜ「0地点」が必要なのか

01|前提をそのまま受け入れる

「売上を上げる」「人を増やす」など、最初に与えられた前提を疑わずに検討を始めてしまう。

02|目的と手段が混ざる

最初に思いついた施策が、いつの間にか「目的」のように扱われてしまう。

03|問題設定を急ぐ

目の前の症状を問題と捉え、原因や解決策の検討へすぐに進んでしまう。

04|決めた後に戻れない

環境や前提が変化しても、一度決めた内容を見直す機会がつくられていない。

0-LDが問い直すのは、「どう決めるか」だけではありません。

その前に、「何を決めようとしているのか」「なぜ、それを決める必要があるのか」を確認します。

MODEL STRUCTURE

0-LDの基本構造

0-LD|0地点から始まり、必要に応じてループし、0地点との再評価へ戻る
0地点
→
START
→
PROCESS①
問題・課題
↓
LOOP
→
PROCESS②
選択肢
→
LOOP
↓
PROCESS③
判断
→
GOAL
実行・結果
↺ 0地点との再評価
結果・環境変化・前提を確認し、必要なら再び0地点へ戻る

※上図は0-LDの基本概念を示した模式図です。実際の意思決定では、状況に応じて戻る段階が異なります。

DECISION PROCESS

0-LDで考える意思決定プロセス

0地点
前提・目的・開始点
何を前提としているのか。何のために決めるのか。なぜ今ここから始めるのかを問い直します。
START
意思決定開始
0地点で確認した前提と目的を基準に、何を決めるべきなのかを明確にします。
PROCESS①
問題・課題を捉える
目の前の症状だけではなく、本当に考えるべき問題・課題を整理します。
LOOP 問題設定に疑問が生じた場合など、必要な段階へ戻って再検討します。
PROCESS②
選択肢を考える
情報を整理し、複数の選択肢を検討します。必要に応じて問いや問題設定を見直します。
PROCESS③
判断する
判断基準を明確にし、「なぜこの選択をするのか」を言語化して決定します。
GOAL
実行・結果
決定した内容を実行し、結果と環境変化を確認します。
0地点との再評価 結果や環境変化を踏まえ、必要であれば問題・課題だけでなく、前提・目的まで戻って意思決定を再評価します。

LOOP

0-LDの「LOOP」は、堂々巡りではない

① 解決策に問題がある

考えた解決策が適切ではない場合、解決策を検討する段階へ戻ります。

② 課題設定に問題がある

設定した課題そのものが適切ではない場合、課題を捉え直します。

③ 問題認識に問題がある

問題そのものの捉え方が適切ではない場合、0地点へ戻り、前提・目的・開始点から問い直します。

④ 前提が変化した

市場・顧客・競合・自社などの環境が変化した場合、必要に応じて0地点から再評価します。

戻ることは、意思決定を止めることではない。
「なぜ戻るのか」を明確にすることで、意思決定を前に進めるためのループとします。

BUSINESS EXAMPLE

「売上が落ちたから営業を強化する」と決める前に

0-LDでは、最初に出てきた解決策だけでなく、その解決策に至った出発点を確認します。

問い①|本当に解決すべき問題か?

「売上低下」という事象を、そのまま解決すべき問題として扱ってよいのかを確認します。

問い②|何のために売上を上げるのか?

売上増加そのものを目的にせず、利益、顧客、事業継続など、本来の目的を確認します。

問い③|なぜ今、営業強化なのか?

営業活動以外に原因や選択肢がないか、前提となる情報を確認します。

問い④|前提は変わっていないか?

市場、顧客、競合、自社の状況が変化していないかを確認し、必要なら0地点へ戻ります。

CHARACTERISTICS

0-LDの特徴

01|出発点を対象にする

問題や解決策だけでなく、「なぜそこから始めたのか」を意思決定の対象として扱います。

02|前提を言語化する

無意識に置かれている前提を問い直し、意思決定の基準点を明確にします。

03|必要な段階へ戻る

一度決めた流れに固執せず、問題・課題・選択肢など必要な段階へ戻って検討します。

04|決定後も再評価する

GOALを終点と固定せず、結果と環境変化を踏まえて0地点との整合を確認します。

RESEARCH

0-LDの研究について

0-LDは、意思決定における「出発点」に着目し、 前提・目的・問題設定・選択肢・判断・実行・再評価の関係を考察するための 意思決定モデルとして研究しています。

今後、研究発表、論文化、実務への適用などを通じて、 0-LDの概念、構造、適用条件について検討を進めていきます。

研究上の位置づけ
本ページは0-LDの概念を一般向けに説明するためのものです。 学術的な定義・先行研究との比較・モデルの妥当性については、今後の研究活動を通じて検討・更新していきます。

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RESEARCHER

研究者・吉岡順次

株式会社ビジクル代表|企業研修講師|経営コンサルタント

株式会社ビジクル代表。企業研修講師・経営コンサルタントとして、 思考力、問題解決、管理職育成、意思決定などのテーマを扱っています。

0-LDについては、企業の実務における意思決定を題材として、 「意思決定はどこから始まるのか」「前提をどのように扱うのか」 「途中でどのように戻るのか」という観点から研究を進めています。

吉岡順次のプロフィールを見る →

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