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広告を改善した。SNSを活用した。Webサイトを見直した。営業活動も強化した。
それでも、思うように売上が伸びない。
そんなとき、次の施策を考える前に、一度立ち止まってみてください。
もしかすると、問題は施策の良し悪しではなく、検討した課題や解決策の「量」が少ないことにあるかもしれません。
例えば、売上が伸びない原因を考えるとき、次のような理由だけで判断していないでしょうか。
もちろん、これらが原因である可能性はあります。しかし、売上に影響する要因は、それだけではありません。
例えば、次のような視点も考えられます。
このように、売上が伸びない理由を幅広く考えていくと、これまで検討していなかった課題が見えてくることがあります。
ここで重要になるのが、ラテラルシンキングとクリティカルシンキングという2つの思考法です。
ラテラルシンキングとは、既存の枠や常識にとらわれず、視点を変えながら新しい可能性を考える思考法です。
マーケティングの課題を考えるときも、最初から原因を絞り込まず、さまざまな可能性を幅広く出していくことが重要です。
例えば、売上を伸ばすための打ち手を考える場合、
広告を改善する。
SNSの発信を増やす。
営業活動を強化する。
この3つだけで終わらせるのではなく、さらに考えてみます。
大切なのは、最初に思いついたA・B・Cだけで終わらせず、D・E・F・G・H……と、選択肢を増やしていくことです。
最初から正解を探すのではなく、まずは考える範囲を広げる。
これがラテラルシンキングの重要な役割です。
選択肢を幅広く出したら、次に必要になるのがクリティカルシンキングです。
クリティカルシンキングとは、物事をそのまま受け入れるのではなく、前提や根拠、問題の捉え方を問い直し、妥当性を検討する思考法です。
例えば、売上が伸びない原因として「広告が弱い」と考えたとします。
しかし、本当に広告が原因なのでしょうか。
このように問い直していくと、広告そのものではなく、Webサイトの内容や商品価値の伝え方、ターゲット設定などに問題がある可能性も見えてきます。
さらに、
「ほかに見落としている課題はないか?」
「そもそも、この問題の捉え方は正しいのか?」
「自社にとって、本当に重要な問題はどれなのか?」
と問い直すことで、単に思いついた施策を実行するのではなく、自社の顧客、商品、強み、経営資源、市場環境などを踏まえ、本質的な課題と効果的な打ち手を見極めることができます。
ラテラルシンキングとクリティカルシンキングは、それぞれ異なる役割を持っています。
ラテラルシンキング
課題や解決策の可能性を幅広く考え、選択肢を増やす。
クリティカルシンキング
前提や根拠を問い直し、本当に重要な課題と解決策を見極める。
考える量が少なければ、重要な課題や有効な解決策を見落としてしまう可能性があります。
一方、選択肢を増やすだけでは、何を優先すべきか判断できません。
だからこそ、幅広く考えることと、問い直して見極めることの両方が必要なのです。
マーケティングを頑張っているのに売上が伸びないとき、すぐに新しい施策を追加することが正解とは限りません。
まずは、課題の捉え方を見直し、考える範囲を広げてみる。
そして、出てきた選択肢を一つひとつ問い直し、自社にとって本当に重要な課題と打ち手を見極める。
大切なのは、最初から答えを絞り込まないことです。
考える量を増やし、見落としに気づき、本質的な課題を見極める。そのプロセスが、これまで見えていなかったマーケティングの突破口につながるかもしれません。
売上を伸ばすために、次の施策を急ぐ前に、まずは考える範囲を広げてみませんか?
株式会社ビジクルでは、企業の課題解決や成果向上を支援する研修・コンサルティングを提供しています。
クリティカルシンキング、ラテラルシンキング、問題解決、意思決定など、実務に直結する思考力の育成を通じて、企業が抱える課題の本質を捉え、解決策を導き出す力を高めます。
「売上を伸ばしたいが、打ち手が見つからない」
「組織の問題を解決できる人材を育てたい」
「社員の思考力や問題解決力を高めたい」
そのような課題をお持ちでしたら、ぜひビジクルにご相談ください。
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